12月19日(日)令和3年度さがん農業サポーターイベント第4弾「大和"冬どり玉ねぎ"収穫体験」を佐賀市大和町の西山田観光農園で開催しました。
当日の天気は曇り時々雨。
それでもたくさんのサポーターの皆さんに参加していただきました。
まずは、西山田観光農園の「森の家」に集合して、
事務局から当日のスケジュールを説明。
その後、西山田観光農園代表の池田さんから観光農園のご紹介をいただきました。
こちらでは、1年を通して様々な果物、野菜の収穫体験、そば打ち体験ができます。
この日のサポーターイベントは「玉ねぎ収穫体験」と銘打っていましたが、
落花生収穫作業とみかん収穫体験もさせていただくことに!
事前に告知していなかったので、参加者の皆さんは驚かれていましたが、
さすが農業サポーター。どんな作業でも「やってみたい!」とやる気満々。
開会の挨拶が終わった後は、早速圃場へ。
最初は、葉玉ねぎ(品種:シャルム)の分球取りです。
葉玉ねぎとは、玉ねぎがふくらむ前に若どりしたもので、葉は甘く柔らかいので、玉ねぎになる部分だけでなく、葉も美味しく食べられます。
農作業のお手伝いは、生長段階で玉の部分が分かれてしまう「分球」を探して、分球の小さい方を取り除く作業でした。
分球をそのままにしていると、生長に影響がでるほか、形が悪くなって商品にならなくなるそうで、大事な作業を体験させていただきました。
これが「分球」です。写真のものであれば、左側の球を取り除きます。
説明を受けた後、サポーターの皆さんで分球取りを始めました。
手順は次のとおりです。
(1)葉の出方を見たり、マルチ越しに軽く触ったりして分球を探します。
(2)玉ねぎ周りのマルチの穴を少しだけ広げます。
(3)分球発見!大きい球を抜かないように気をつけながら......
(4)取れました!抜いた跡をキレイに戻し、マルチも整えます。
慣れると難しくはなく、皆さんどんどん作業を進めていきました。
大きな立派な玉ねぎも、持ち帰り用に収穫しました。
1人3個はお土産に、それ以上は量り売りをしていただきました。
40分ほどの作業を終え、次は落花生の圃場に移動します。
落花生を引き抜き、鞘をツルから外す作業を皆さんで行いました。
落花生収穫体験は9月〜11月下旬までのメニューとして西山田観光農園で実施されているのですが、
シーズン終了後も落花生は残っており、農園で塩茹で加工するための収穫作業のお手伝いをサポーターさんにしていただきました。
皆さんにとって落花生の収穫は珍しいようで、初めて体験される方も多く、子どもたちも「宝さがし」のように楽しんで作業されていました。
収穫した落花生はやはり「塩茹で」がオススメだそうで、
おやつに、おつまみにピッタリだとか。
皆さん夢中で作業いただきました
おかげでたくさん収穫できました!
西山田農園さんのご好意で持ち帰りを希望される方には量り売りしていただきました。
落花生の作業も40分ほどで終了しました。
いよいよ最後は、みかん収穫です。
西山田観光農園では、10月末〜12月中旬にみかん収穫体験農園をオープンされています。
玉ねぎの分球取りや、落花生の収穫作業など、
サポーターの皆さんの頑張りがあったので、
西山田観光農園さんのご厚意で、みかん収穫体験をさせていただくことに。
園内はみかん食べ放題で、量り売りで持ち帰りもOK
「宮川」という早生温州みかんで、甘味が強く、果汁もたっぷりなのが特徴です。
30分ほどみかん収穫体験を楽しんだ後は、
池田さん特製 玉ねぎ料理の試食をしました。
●玉ねぎの葉と猪肉の炒め物
ねぎのシャキシャキ感と甘味、猪肉(モモ肉)のやわらかさと旨味がマッチしています。
●玉ねぎのコンソメスープ
玉ねぎの小玉がまるまる入っており、トロトロになるまで煮込まれています。
2つとも出来立てアツアツで、とってもおいしかったです。
ごちそうさまでした〜!
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