令和3年9月18日(土)三瀬村のマルヤスりんご園にて、サポーターイベントを開催しました。
当日は台風が通り過ぎた後で、りんごが心配でしたが、
りんご農家の小副川さん曰く「台風にしてはあまり落ちていない方」だということでした。
それでも強風によって落とされたりんごがコンテナに100個以上はあり、農業は自然との戦いであると改めて考えさせられます。
そんな中ですが、サポーターさん達は少しでも農家のお役に立ちたいという気持ちで
りんごの袋はぎ作業を一生懸命頑張りました。
さて、そもそも、なぜ、りんごには袋がかかっているのでしょうか。
長野や青森といったりんご産地と比べて、降水量の多い三瀬でのりんご栽培にはどうしても農薬による防除が必要だそうで、
袋がけをすることでりんご自体に農薬がかからず、安全・安心なりんごを食べることができるそうです。
ひとつひとつのりんごに袋がけをする作業を想像すると、農家の大変さが分かります。
小副川さんから袋はぎのレクチャーを受け、早速サポーターさん達も作業に移ります。
皆さん手際よく袋をはいで、コンテナに集めます。
「もう100枚剥がした!」と記録を作る子どもサポーターの姿も見られました。
ちなみに袋はぎをしたりんごは「秋映(あきばえ)」という品種で、10月頃に色づいて食べ頃になるそうです。
自分たちが袋はぎをした品種を後日プライベートで収穫しに行くという楽しみ方もできますね。
袋はぎ作業を45分程度した後は、お待ちかねのりんご収穫に移ります。
この時に収穫したりんごは「つがる」という品種で甘くてジューシーな味わいが特徴です。
高い位置にあるりんごは専用の棒を使用して収穫します。
真っ赤で美味しそうです。
美味しくてつい何個も手が伸びてしまいます。
マルヤスりんご園さんでの食べ放題最高記録は1人14個だそうです!
たしかに小ぶりではありますが......にしてもすごいです。
最後は、持ち帰り用のりんご(持ち帰りは1kg650円)やアップルパイを購入し、皆さん終始笑顔でイベントは大成功でした。
さがん農業サポーターに登録いただければ、楽しいイベントに参加できます。いろんな情報をゲットできるメリットもありますので、ぜひご登録下さい。ご登録はこちらへ