10月1日(火)、富士小学校で、冬野菜の種まきが行われました。
まずは、教室で水田さんは簡単な自己紹介のあと、
自ら栽培されているトマトとほうれん草の話をしてくださいました。
「根を腐らせないようにするためと、甘くするために、
トマトには水をほとんど与えない
トマトが自分の体を守るために糖度を増していく。
だが、甘いだけのトマトがおいしいかというと、そうではない。
酸味をどのように作っていくか。それには栄養や菌を含んだ、良い土づくりが大切だ。」
水田さんは力強く語られました。
また、ホウレンソウ栽培の際は、
ハウスの中に雪を積もらせるそうです。
雪の下でもほうれん草は枯れることはなく、むしろ甘く、おいしくなるそうです。
これは、寒い地域でしかできない栽培方法で、自然の力をうまく使うことが大切だということでした。
また、野菜は育てることだけではなく、
料理をしておいしく食べることも同じように大切だとお話しされていました。
水田さんが手に持っているのが、青いトマト。
赤いトマトよりも香りが強いのが特徴で、スライスして炒めたり、漬物にしたりするとおいしいそうです。
そして、いよいよ本日行う種まきの説明です。
本日の種まきは、かぶ・赤かぶ・はつか大根・にんじんの4種類。
秋に植えて、冬に採れる冬野菜で、害虫も少なくて育てやすいそうです。
「種をまくところにはベッド(畝)を作り、根が腐れないように水はけを良くする。
芽が密集して出てくるので、元気のないものから3回ほど間引きする。
虫がついていたら、手で取る(葉っぱの裏に虫がよくいる)。」
子どもたちも、水田さんの話に真剣に耳を傾けていました。
早速、校内の畑に移動して種をまきます。
水田さんが土の上に線を引いていくので、その溝に合わせて種をまいていきます。
種をまいたら、上から土を"軽く"かぶせます。
(この日は、前日の雨で土が湿っていたので、水やりはしませんでした。)
種まきが終わったら、水田さんから、これからの野菜のお世話についてのお話がありました。
収穫予定は2月だそうです。
皆さん、お世話頑張ってね!
本日、種をまいた4種類の野菜、
次に富士小学校に取材に行くときにはどうなっているでしょう......!
非常に楽しみです。次回の投稿をお楽しみに!
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