無農薬・無化学肥料で作る環境にやさしい農作物栽培を体験していただける、年6回の農業体験学校のご紹介です。この体験学校は、佐賀市とNPO法人 元気・勇気・活気の会(有機農業の実践団体)が協働で行っている取り組みで、今年で11年目になります。5月から11月まで(8月は休校)、田植や稲刈り、芋・野菜の植え付けや収穫などの農業体験を行います。
7月15日(日)は第3回農業体験を実施し、5月に植えたさつま芋のつる返しと枝豆の種まきを行いました。今回は9組30名に参加いただきました。
連日の猛暑、この日も熱い中、参加者はたくさんの汗をかきながら作業をされていました。
最初の作業は、さつま芋のつる返しでした。さつま芋は伸びたつるから次々に根をはり、そこに芋を作ろうとします。そうすると新たな根に養分をとられ根元の芋が大きくならないため、ときどきつる返しをしてあげないといけません。伸びたつるの根をひきちぎり、葉を裏返して刺激しますが、つるを痛めないように注意深く行う作業でした。中には、つるを全部ちぎってしまう人も・・・。
次に、里芋の草取りでした。除草剤を使わない有機農業ですので、里芋のまわりは雑草がウジャウジャ生えていました。乾燥した土のなかの草はなかなか抜けないものですが、子どもたちも大人も汗だくになりながら一生懸命草取りをしました。手間をかけた分、収穫の喜びは大きなものとなります!
最後に、枝豆の種まきでした。10月の収穫を楽しみに最初の一歩である種まきを行いました。一直線にはられたロープの両側にテンポよく等間隔に種まきをしました。コップに入れた種をこぼさないように、1ヶ所に4種ずつ、小さな子どもたちも上手にまくことができました。
次回のほんなもんぼ体験学校は、9月30日(日)9:00から。6月に田植えをした田んぼで、稲刈り・脱穀を行います。
年度途中の参加もできます。お申し込み方法は、下のリンク先をご覧ください。
https://www.city.saga.lg.jp/main/45240.html