無農薬・無化学肥料で作る環境にやさしい農作物栽培を体験していただける、年6回の農業体験学校のご紹介です。この体験学校は、佐賀市とNPO法人 元気・勇気・活気の会(有機農業の実践団体)が協働で行っている取り組みで、今年で11年目になります。5月から11月まで(8月は休校)、田植や稲刈り、芋・野菜の植え付けや収穫などの農業体験を行います。
6月24日(日)に第2回農業体験の田植えを行いました。今回は15組35名に参加いただきました。
前日まで雨が降っていましたが、当日は時折太陽が顔を覗かせ、無事に田植えを行うことができました。
ぬかるむ土に長靴は厳禁!靴下2枚履きで恐る恐る土の中へ。1本のロープに30cm間隔の印が付けてあり、参加者の皆さんはロープの前に一列に並び、スタッフの合図で一斉に植えていきます。はじめは、田んぼの土の感触に慣れず、苗の束から4~5本ずつ苗を引き抜くのもおっかなびっくりで、1列植えるのに時間がかかっていましたが、だんだんとスピードもあがり、テンポよく田植えができました。
田んぼの土の感触を楽しみつつ、生き物を発見しつつ、中にはお風呂のように泥に浸かる子どもたちも。田植え後の洗濯のことを考えると・・・。皆さん、本当にお疲れさまでした。
田植えの後は、田んぼに生息している生き物について専門家の先生から説明がありました。網に入ったスッポンやミドリガメを興味深そうに眺めたり、試験管に入ったカブトエビとホウネンエビを指差しながら、「さっき田んぼで見た!」と歓声があがったり。子ども達は途中からこっそり抜け出して、田んぼに足を突っ込んで生き物観察をはじめていました。農業と生き物たちとの関係について学ぶ、貴重な体験となりました。
今回、植えたお米は、9月末の体験学校で稲刈り・脱穀を行います。秋には参加者の皆さんで収穫の喜びを味わう予定です。
次回のほんなもんぼ体験学校は、7月15日(日)9:00から、5月に植えたさつま芋のつる返しと枝豆の種まきを行います。
年度途中の参加もできます。お申し込み方法は、下のリンク先をご覧ください。
https://www.city.saga.lg.jp/main/45240.html