取材に訪れた日は、小川さんのご親戚の北村さんも、一緒に箱詰め作業をされていました。
収穫したメロンは、表面をタオルで丁寧にみがいた後、傷がつかないように白いネットを被せていきます。
箱には3個から5個を詰めていきます。3個詰めにするか、それとも4個詰め、5個詰めにするかは、メロンを手にした感触で判断します。簡単そうに見えて、なかなかセンスが必要な、繊細な作業のようです。
北村さんによると、メロン1つ1つの網目模様もじっくり観察して、同じような網目のかかり具合のものをそろえて1つの箱に詰めるのだそうです。パズルみたいで難しそうです。
小川さんのお父さんの義美さんが、メロンに「マルセイユ」印のシールを貼ります。
きれいに着飾って立派になった「マルセイユ」坊ちゃんなのです。