⑥選りすぐりのみかん
2015/2/23 天気:くもり

厳しい冬も和らぎ、だんだんと暖かくなってきていますね。
みかんの冬ごもりも、終わりがみえてきました。
みかん農家福島さんは、12月までの収穫後、貯蔵庫に貯蔵し、
24時間体制で管理をしてこられました。
貯蔵庫は、場所やどちら向きに立地しているのかにより、風の通りやすさなどが違い、
それぞれの貯蔵庫の特徴をつかむことが大事だそうです。

貯蔵庫で冬ごもりをし、あまーく糖度をあげたあんみつ姫。
いよいよ福島さんの貯蔵庫を出発です!

大事に貯蔵されたみかんは、1箱ずつ運ばれます。

そして、このレールの上をすーーーっと移動し、

選果のはじまりです。

木の箱に入り、冬ごもりしていたみかんをそっと入れ、
機械と目を使い、選果を行います。

まずは目による選果。
傷がないか?腐敗がないか?を目でチェック!
みかんが傷つかないように、軍手をして行います。
みかんを見る福島さんの目は真剣です!

そして機械による選果。
大きさにより、規格外のもの、規格のものを分けます。

まずは、小さい3Sサイズが穴に入って分かれます。

そして、規格の2S~3Lまでのサイズのものが穴に入ってそのままコンテナへ。

コンテナには、みかんに傷が入らないように、布をしかれて工夫されていました。

最後に、規格外の大きな4Lサイズのものが最後にコンテナに入ります。

ここで、前回のく~うまかクイズの答えです!
Q.収穫時に別にしておいた大きいみかん・形の悪いみかんは何になるでしょう??
正解は・・・加工用です!
規格外の4Lサイズや形の悪いみかん、傷が入っているみかんは、加工用として出荷され、
缶詰やジュースとなるそうです。
あま~いみかんの缶詰やジュースも美味しそうですね!!

最初に穴に入った小さい3Sサイズのみかんは、加工用としても出荷ができないそうなので、
ご自宅で召し上がるそうです。
福島さんの選果は、天気のよい日は朝8時頃から、その日の出荷量が終わるまで続けられるそうです。
根気のいる作業ですね!!
選果された規格のみかんは、トラックに積み込まれ、大和の選果場へ出荷されていくそうです。

福島さんの愛情をたっぷり受けて育ったきれいなオレンジ色のみかんが、
福島さんの元を巣立っていきました。
みかんが貯蔵庫にある間は、ずーーっと気が抜けないと福島さん。
出荷後も、次の出荷のことを考えていらっしゃいました。
すごく意識が高く、熱い情熱を持ち、みかんを育てられていて、とても格好いいですね!

福島さんをはじめ、みかん農家さんの手間隙をかけて大事に作られている「あんみつ姫」。
意識の高い農家さんが、手間隙をかけて作られることにより、
"付加価値"がつき、"ブランド力"へと繋がるのだと思いました。

ここで、くーうまかクイズです!
Q.あまーい糖度13度以上のブランドみかん「あんみつ姫」は、
①~③のなかでは、どの地域に多く出荷されているでしょう?
①東京都 ②佐賀県 ③福島県
答えは次回の更新にて!お楽しみに!
手間隙かけて作られ、厳選されたあんみつ姫は3月末頃まで出荷されています。
ぜひぜひご賞味ください!
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2015/02/24