②みかんを守るために

 

 ２０１４/７/２４　天気：小雨

みなさん、これは一体何だと思いますか？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾウの脚？　それともサイの脚？

よ――――く目を凝らしてみると・・・

 

ぽこぽこぽこっと穴があいています！！

 

 

これは何でしょう・・・？？？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはみかんの樹です！

 

誰が穴をあけたのでしょう・・・？

 

 

穴をあけた犯人は、こちら！！

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みかんの樹の天敵、"ゴマダラカミキリムシ"です！！

 

ゴマダラカミキリムシは柑橘類の害虫として知られていて、

みかんの他にも、イチジク、リンゴ、ナシ、バラなどの多くの植物に寄生して害を及ぼします。

成虫の体長は約25-35mm、光沢のある黒色で、ハネには白色の不規則な斑紋があります。

卵を樹に産み、卵は、幼虫、蛹となり、次の年の春頃から成虫になり、樹に脱出孔を開けて出てくるそうです。

 

このゴマダラカミキリムシの脱出孔が先ほどのぽこぽこの穴だったのですね！！

ゴマダラカミキリムシの他にも、ハダニ（ミカンハダニ）、ミカンコナカイガラムシなどの害虫や、うどんこ病、そうか病などの病気があります。

 

そんな害虫・病気対策として、シャキ―――――ン！！！

 

 

 

 

 

 

この道具を使って農薬を散布する『防除』をします。

 

このような作業があってきれいなみかんができるのですね。

 

ゴマダラカミキリムシが多く発生する５月～８月は月に1回防除を行っていらっしゃるそうです。樹の大きさや種類によってノズルを代えているそうです！

ノズルは、こ－んな形や・・・・こ－んな形などさまざま！ 

福島さんは、朝8時から暗くなるまでずっとみかん畑に出て農作業をされているそうです！！  

 

福島さんのみかん畑であるものを見つけました！

ここで・・・く～うまかクイズ！！

 

Ｑ.　この白い物体は何に使うでしょう！？

       (答えは次回の投稿にて）

 

ここで前回のく～うまかクイズの答えです！

Q.  みかんは苗を植えてから実になるまでだいたい何年かかるでしょう？

①1年　　　　②2年　　　③５～１０年　　　④５０年

 

みなさんおわかりでしょうか？？

 

温州みかんは、苗を植えてから実をつけるまでに、

なんと、早いものでは5～6年、ふつうは10年程度かかります！！

約１０年以上かけて大事に育てられたみかんの木がゴマダラカミキリムシなどの害虫被害にあわないように、また、病気にかからないように、みかん農家のみなさんは"防除"を行っていらっしゃるのですね。

*------------------------------------------------------*
 ○さがん農業サポーター大募集

　　地元の農家応援のためにご登録を！限定イベントのご案内も！
 　　登録はこちらに空メール送信⇒mm@umasaga.jp

 ○ファームマイレージ運動実施中！
　　ファームマイレージとは、地元で採れた野菜を食べることで、
　　野菜が育つ農地を守る（増やす・残す）システムです。
 ○プレゼントキャンペーン実施中！
　　年4回、毎回100名様に抽選で、市産農産物などをプレゼント！
    詳しくはこちら⇒http://www.umasaga.jp/farmmileage/

 　　【事務局】佐賀市特産物振興協議会（佐賀市農業振興課内）
*------------------------------------------------------*